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東京湾を取り巻く環境

水際線の状況

 昭和40年から50年代にかけての大規模な埋立により、東京湾の水面面積の約2割に相当する約 25,000haが埋立てられました。

東京湾の年代別埋立状況

全年代の埋立地分布図

東京湾の年代別埋立状況

下のボタンをクリックすると年代別に埋立地が地図上に表示されます。

  • 免許認可・施行中
  • 昭和61年〜平成10年
  • 昭和51年〜昭和60年
  • 昭和41年〜昭和50年
  • 昭和31年〜昭和40年
  • 昭和21年〜昭和30年
  • 昭和元年〜昭和20年
  • 明治・大正期
  • 全ての年代を表示

出典:平成17年版 首都圏白書、2005、国土交通省

東京湾内における埋立面積の変遷

東京湾内における埋立面積の変遷グラフ

注:埋立面積の数値は竣工ベースの数値で示す。

出典:運輸省第二港湾建設局資料

東京湾の海岸・浅海域の状況

 現在の海岸・浅海域の状況をみると、その多くは人工護岸であり昭和30年以降に約123kmの自然海岸・浅海域が消失しています。干潟面積は、昭和20年以前は約9,450haあったが、昭和30年代末には埋立面積の増加に伴って半減しています。

東京湾の海岸・浅海域の状況

出典:
かけがえのない東京湾を次世代に引き継ぐために、1990、環境庁水質保全局
東京湾−人と水のふれあいをめざして、1993、国土庁大都市圏整備局
第5回自然環境保全基礎調査 海辺調査 総合報告書、1998、環境庁自然保護局

東京湾の干潟・浅場・藻場の位置および規模

 東京湾に現存する代表的な自然干潟としては、盤洲干潟、富津干潟、三番瀬、三枚洲、多摩川河口等があり、人工干潟としては稲毛海浜公園、葛西海浜公園等があります。一方、藻場は、砂泥性藻場のアマモ場が富津干潟、盤洲干潟に、ガラモ場、アラメ場、ワカメ場等の岩礁性藻場が千葉県の富津以南と神奈川県三浦半島周辺に生育しています。
この様に、自然干潟や浅場には、藻場やヨシ原等を持ち合わせていることが多いです。

※地図上の干潟の名前をクリックすると別ウィンドウに写真が表示されます。

東京湾の干潟・浅場・藻場の位置および規模

出典:
かけがえのない東京湾を次世代に引き継ぐために、1990、環境庁水質保全局
東京湾−人と水のふれあいをめざして、1993、国土庁大都市圏整備局
第5回自然環境保全基礎調査 海辺調査 総合報告書、1998、環境庁自然保護局

■東京湾における干潟・浅場の位置及び規模
  地点 干潟面積(ha)
(※2)
張り出し長さ(m)
(※1)
干潟海域の構成
自然干潟 野島海岸 10 150 前面海域に浅場
多摩川河口 95 500 ヨシ群落
森ヶ崎 22  
三枚洲(浅場) 64(※4) 1,575(※4)  
三番瀬 130(※5) 1,150(※5)  
谷津干潟 40 400 ヨシ原
盤洲干潟 1,250 1,430 ヨシ・シオクグ群落、沖合にコアマモ、
前面海域に浅場
富津干潟 174 750 アマモ場、前面海域に浅場
人工干潟 海の公園 20 110 前面海域に浅場
羽田沖浅場 250(※3) 45  
東京港野鳥公園 5 80 背後にヨシ原、汽水池
大井ふ頭中央海浜公園 1 70  
葛西海浜公園 300 前面海域に浅場(三枚洲)
船橋海浜公園 三番瀬の一部
稲毛海浜公園 24 70 前面海域に浅場

注:

  1. 「張り出し長さ」は、海図(H12〜13年)による護岸から水深0mまでの最大距離。
  2. 「干潟面積」は複数の文献より調べた値。その定義が不明確のものがあり、定義が異なる場合があります。
  3. 羽田沖浅場の干潟面積は、造成した浅場面積です。
  4. 三枚洲は葛西海浜公園前面の人工干潟を含めた値。
  5. 三番瀬は船橋海浜公園前面の人工干潟を含めた値。
  6.             

出典:干潟ネットワークの再生に向けて、2004、国土交通省港湾局・環境省自然環境局


■東京湾における藻場の現状
項目 盤洲干潟 豊津干潟 神奈川県
(笠島〜観音崎)
神奈川県
(ナガ根〜間口)
野島公園
海の公園
千葉県
(竹岡〜洲の崎)
1)藻場タイプ アマモ場 アラメ場 アラメ場
アマモ場
アラメ場
アマモ場
ガラモ場
アマモ場 ガラモ場
アラメ場
ワカメ場
その他
2)藻場構成種 アマモ
コアマモ
アマモ
コアマモ
タチアマモ
    アマモ
コアマモ
 
3)藻場面積 107ha 103ha アラメ場:109ha
アマモ場:19ha
アラメ場:905ha
アマモ場:24ha
アマモ・ガラモ場:7ha
(※1) ガラモ・アラメ・ワカメ場:119ha
アラメ場:24ha
その他:2ha
4)流入河川 小櫃川          
5)その他           消滅藻場:6ha

注:

  1. 野島海岸では、県水産総合研究所と横浜を中心に活躍しているダイバーらの環境保護団体、「海をつくる会」が、アマモの移植を協力して行っており、2000〜2001の調査では、野島海岸・海の公園においてアマモ・コアマモが確認されています。
  2. 空欄は既存資料がないことを示します。

出典:干潟ネットワークの再生に向けて、2004、国土交通省港湾局・環境省自然環境局

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稲毛海浜公園 谷津干潟 船橋海浜公園 三番瀬 葛西海浜公園 大井ふ頭中央公園 東京港野鳥公園 森ヶ崎干潟 多摩川河口干潟 三枚洲 羽田沖浅場 盤洲(小櫃川河口)干潟 富津干潟 海の公園 野島海岸